沖縄の設計事務所/建設会社です
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西表島 干立 防風戸 製作図打ち合わせ

通常 設計が描く図面「基本設計」「実施設計」の他に私達は「製作図」を描きます。

 

製作図とは、それを職人さんが造るための図面です。通常は建設会社が描きます。

 

製作図を描けるようになると、職人さんと直接話すことが出来るようになります。

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在来工法と伝統工法

西表島 干立竣工間近で、西表事務所に常駐しながら、新規の石垣島新川の図面を描いています。

 

伝統工法と現代の建築デザインの融合を目指しており、材料の流通・構造計算・確認申請等クリアするハードルは多いです。

 

理論と知識ある江本棟梁のような大工さんが付いてくれると可能性が開けますね。

 

2棟のうち1棟は完了。2棟目は区切りの良いところまで進めてから、現場作業に向かいます。

 

頭が疲れたら海を見に行きます。西表島 祖納集落のビーチです。

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西表島 大原港 ⇔ 干立集落の現場 材料を運搬しました

午前中は石垣島の上里木工さんに新年の挨拶。

午後、西表島に移り 干立集落 ⇔ 西表島(大原港) 約45Km間を材料運搬して往復しました。

 

壁のタイル下地の耐水PBとシナランバーコア板等です。

 

最寄りの西表島(上原港)は冬季は欠航が多く、遠いけど確実な大原港を使います。

運送業者さんもありますが、島の貴重なインフラなので少ない荷物は自分で運びます。

 

『自分のことは自分で。』

が島民全員に浸透して西表島特有の清々しい気風になっています。

 

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西表島 干立 新年の工事再開

心洗われる干立の集落です。

 

素朴な風景ですが、道路は掃き清められ、樹木は自然な形に刈り込まれ、石積みは柔らかく積まれています。

住人の集落への愛情と緊張感によって風景が出来ています。

 

プライベートの美しいビーチもあります。

 

年末に仕込んだ ポーチの琉球石灰岩砂洗い出し の床サンプルもいい具合です。 

お施主さんの承認を頂いた後、左官屋さんに「こう出来ませんか?」と頼みます。

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2020年頭所感 『地の果てまで、普通の建物を』

石垣島に最初の建物を設計してから5年が経ち、2019年は西表島にも、1棟ずつゆっくりと設計・建設してきました。

 

石垣島での施工体制は整いましたが、西表島では道半ばです。

人口5万人(石垣島)と人口2000人(西表島)の差により整備されているインフラが異なり、対処も異なります。

 

『地の果てまで、普通の建物を』

 

普通=AIが労働し、人は 生を探求するためだけに生き、喜びのためだけに働く、そういう世界の普通です。

 

雨露凌いで、20数年で取り壊す建物ではなく。

 

建物は、100年間は持続し3世代先まで保って欲しい。古くなる程に美しく。

建てる人は、建てる喜びを 先人から受け継ぎ、後継者に伝えられるように。

 

既に建物を満喫なさっているお客様・設計中 or 建設中のお客様・まだ見ぬお客様。

現場で汗を流して下さる職人の諸先輩方。

物心両面でご指導下さる師匠の方々。設計の仲間達。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

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