主だった大工工事が完了し、江本棟梁は内地に戻りました。
人柄・技術共に素晴らしい大工さんで、西表島 干立の集落の皆さんも、お施主さんご一家も 名残惜しんで送別会・見送りなどが行われました。
『工事管理は職人さんの僕(しもべ)』なので、職人さんの功績がそのままお施主さんに伝わると嬉しいものです。
江本棟梁は、来年の石垣島の工事でも技術者として、教師として 活躍を期待しています。
西表島 干立の残工事(仕上げ・防風戸等)は石垣島の大工さんが担当します。
西表島の設備の職人さんの工程が読めず、仕事終わりの予定が立たなかったので先週は現場常駐でした。
石垣島での工程は完全に読めるようになりましたが、西表島の施工メンバーでは設備さんの工程がいまひとつ読めません。
持続可能性のため、現地と外部の 職人さん・材料 を組み合わせるようにしていますが、島ごとに事情と課題があります。
土間の左官工事ためにサンプルを現場製作しました。
セメント・白セメント・琉球石灰岩の砂をブレンドして枠に流します。
4時間後に水とブラシで砂利を洗い出します。
乾燥には1週間程度掛かります。
出来上がりは 新年のお楽しみです。