今後の工事に向けて、3つの物件を担当される 3人の大工さんと打ち合わせをしています。
音楽で例えるなら、設計は作曲家、職人さんは演奏家です。 (建設会社は楽団の運営みたいなものです)
建物を建てるのはミュージシャンとのセッションに似ています。
各々の性格(良い大工さんは性格が作風に現れます)信条・ノウハウ を聞き出しながら設計を変えて行きます。
一流の職人さんは、「これでお願いします」と言えばその通りに造って下さるものですが、同時に「いつかは造りたい課題」をも抱えていて、個々の職人さんの特性を読み取り、引出し、開花を手助け出来ると仕事は楽しいものになり、優先的に仕事を請けて下さるようになります。
1人は宮崎出身で70代 1人は神奈川出身で40代 1人は沖縄出身で30代 いずれもいつかは一緒に仕事をしたい と望んで来た大工さん達なので、現場を楽しみに、仕込みをしています。
電話で話したり、図面を送ったり、竣工物件を一緒に巡ったり しながらお互いを知り、適度な距離感を確かめ合っていきます。