共和党のトランプ と イギリスのEU離脱の共通点
2016.06.23 Thursday 11:41
アメリカの大統領選で、共和党の候補が(富裕層への増税という反共和党的な政策を掲げる)ドナルド・トランプになった件 と イギリスが、経済的損失にも関わらず EUからの離脱派が過半数を超えている件 よく似ている気がします。
国の利益が増えても、恩恵に預かることの出来ない人が アメリカの共和党とイギリスの過半数以上居るということなのでしょう。
人工知能が発達していく中で、トランプの支持者・EU離脱派の多くが属する 単純労働の大部分は これから順次ロボットに取って代わられ、働かなくても暮らしていける制度が出来て来るのでしょう。
建築設計は、社会の余剰を資産・文化 に変える仕事なので、構造的に富裕層の側に立たざるを得ない訳ですが、それにしても 持たざる側の反乱でアメリカとイギリスがどう変わっていくのか、興味深いところです。