沖縄の設計事務所/建設会社です
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クシャナヨガ 石垣島 リトリートセンター 第3の棟











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みたび、和歌山
今日は一日和歌山でした。
基本設計の目途が付き、これから実施設計を急ピッチで進めます。
羽田からの帰り道、夜の工業地帯・川崎。ライトアップが綺麗です。



 
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台風ネットの設計

業務用カーテンレールのサンプルを見に浅草橋へ。

石垣の台風シーズンに備えます。

台風の問題は、風圧による矩体の損壊と雨の侵入、飛来物によるガラスの損壊 があります。

風圧は建具で負担し、飛来物はネットを貼るのですが、このネット貼りが 半日仕事なのです。

年に7 8回 スタッフ総出でとなると人手がばかにならない

ので、5分で装着可能なネットにします。

また、石垣には グリーンのネットしかないのですが、目立たないよう グレーのネットにします。

検討に半年掛かりました(笑)
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再び和歌山
関空からは電車です。
5月後半に石垣出張です。

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大佛茶廊(おさらぎさろう)


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VR後の建築家という職業
連休中は、次回の石垣島出張に備えて、日々 ちくちくとデザインを重ねています。

この物件については、色々思うところもあり、竣工時にブログに掲載するつもりです。

そんな 設計案を追い求めつつ、設計案に追われないよう気を付けています。


落合陽一さんの「魔法の世紀」を解釈すると、場所と空間を結びつける職業としての建築家は、厳選淘汰 されていくことになりそうです。(他の多くの職業もそうですが)

触覚、嗅覚、味覚等の ヴァーチャルリアリティは、これから大きく進歩するでしょう。

音楽家と音楽データの関係の様に ヴァーチャルリアリティが進化しても、疑似体験出来ない程の豊かな空間を設計する能力があるか、あるいは (音楽データの様に)人々がデータを購入してでも体験したいほどの 豊かな疑似体験を設計する能力があるか、どちらかではないかと。

(変哲もないオフィスビルや 公共工事、建売住宅を設計している建築家は 早晩AIに取って代わられると思います)

名古屋の建築家 宇野友明さんについて私が評価するのは、映像では伝えようがなく、現場を訪れる以外に味わいようのない空間体験を追及しているところ です、20世紀は映像の世紀だったので 多くの建築家が 「写真映え」を求めたにも関わらず です。

未来を見越しての戦略だったのか、好みの問題だったのか、次回お会いした時に尋ねてみるつもりです。

そもそも建築家とはどういう職業か・・


私の好きな建築に、バルセロナのサンツ駅広場 があります。

ヴィアプラナ・ピニョン という バルセロナの地元レベルでの有名事務所が設計しました。

が、全般に 作風の緩い この設計事務所の作品の中で、サンツ駅広場 のみが異彩を放ち、優れた建築のみが持つ異次元へと 訪れる人を誘います。

現場を担当したのが、今は亡き20世紀の世界的建築家の一人 20代半ばの エンリック・ミラージェスでした。

建築は、概念から 手に触れる一つ一つの詳細までを 一貫した空間体験にまとめ上げる技術のことで、お客さんが建築家に求めるのは その能力でしょう。サンツ駅広場は、ミラージェスの才能により 世界的な建築となることが出来ました。

建築は、扱う金額が大きいため、建築家には ビジネスマンとしての能力も求められはするでしょう。しかし、それも 設計の能力が著しく優れていることが前提です。

また、設計事務所の職員や、同業者、職人さん達 からの敬慕も 設計の能力に準じます(金額の多寡や仕事量ではないところが 普通のビジネスと異なりますね。)

アイデアの枯渇に苦しんだり、自らの才能を上回るスタッフに 心安らかではなかったり・・ そのような例も見てきました。

建築家という職業が黄金期だった90年代から、根源的に変わって行かざるを得ない これからを想像しつつ、建築家という特殊な業態について もの思う連休です。VR後も必要とされる能力があるか?



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