再度石垣島の現場に 今度は9月末まで 1か月 滞在することになりました。
現場監督さんが、オーダーメイドの木造建築に慣れていないようで、施工図を描き 職人さん達と直に打合せをしています。
私は元々 職人肌の人間で、これは楽しい作業です。
こうして、私の不在により2週間止まっていた現場が動き出します。
設計施工まであと一歩。
コストカットのためでなく、設計のアイデアを職人さん達と相談しながら進めて、建物の付加価値を上げる のもあります。
が、快楽の方が強いかも。
モノづくりの快楽を 監督さんにバトンタッチせず 竣工まで味わい尽くしたい 方が強いようです。
私も 私の事務所(建築工藝舎)も快楽を大切にします。お施主さんにとっても、職人さんにとっても。
設計施工の先人 名古屋の宇野友明さん に 設計施工 のコツをお聞きしたところ 「職人さん達の作業を見積もれるようになれ」 とのことでした。
建築工藝舎 のパートナーである 妻 の師匠の薩田英男 さんは 「業種の重なる作業の 見積もり落としや 重複が無いように気を付ける」 という助言を頂きました。
「現場を知れ」 ということですね。
来期の工事を 設計施工にするべきか否か、「スーパー監督」不在の石垣島でなければ、迷うことも無かったでしょう。