沖縄の設計事務所/建設会社です
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ストライプ

幼稚園の屋根 貼り終わりました。

 

見間違えるくらい微妙な「ストライプ」にしました、目を凝らすとうっすら縞が見えます。

 

壁も同じ縞模様になります、年明けかな。


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2014年 年末所感

2014年

 

私がデザインした提案数:17件(事務所全体での提案案件数 21件)

受注した案件数:7件

竣工した案件数:4件

(タニグチアトリエとの共同設計)












計画倒れも含めると 最小は、幼稚園の掲示板(藤沢) 最大は藤沢のマンション その他 店舗の内装2件(富山・藤沢) 認定こども園(東松山) 住宅(名古屋・浦安・杉並・大田区・北鎌倉) 産婦人科・内科(小田原) デイサービスセンター(岐阜)

 

受注率は 4割強 と未だに低い。(事務所設立3年目 思えば投機的な年だった)また、予算に制限があり 作品として望ましいスペックが提供出来ない物件もあった。また、受注はしたものの 物価高等で数度の見積りが予定金額に達せず工期が大幅に伸びた物件もあった。

 

収入は年頭に試算した金額には遠く及ばなかった。

(会社の収入をある割合でシェアすることにしているので、着工が遅れると収入も先送り)

(とは言え、岐阜の某設計事務所でぼろ雑巾のように使われていた頃の倍は超えたのだけれど・・) 

 

年頭は、昨年の大事故からの脳への損傷から、長いフレーズが喋れない、手が痺れる 等で病院通いで始まり、設計するものの 見積りが纏まらず 着工が伸び伸びになる物件が多く、苦しんだ。

 

年末になり、店舗が満足出来るスペックで出来、こども園も無事建前が終わり、来年もどうやら 満足出来る水準の受注が見込めそうで、厳しい2014年を超えました。

設計事務所内のデザインを統括する立場に在ること、園も縁もない湘南で 友人にも恵まれていることが不思議に思えます。

私は設計のキャリアを、スペインの設計事務所でホールや裁判所を担当するところから始めた。日本のゼネコンでは、学校や研究所、駅舎等を設計した、が 今となっては、公共的な施設の設計には 興味がなくなった。

岐阜での住宅設計が転機だったようです。事務所内に基礎的な建築の知識が不足していたため、「なるようになる」形の設計手法を「学んだ」。(担当した物件達には建築の息吹を吹き込むよう努力したものの、色々と軋轢を生んだようだ) その中で、優秀な職人達に出会い、現場の工程を知らず 頭でっかちで建築を考えていた自分を知った。

優秀な職人や監督さん達に育てて頂き、自分の意思を現場に的確に伝えられるようになった。

逆に「建築家」に興味が無くなった。

私は、建築をデザインしているつもりは、無くて 建築家から評価されたいとも思っていない。

恐らく、これから10年以内とかで、今までの住まい方や社会のあり方が根底から覆るような変革が起きていくものと思われる。少なくとも日本の主な建築家達は、そのムーブメントにおいては主役じゃない。むしろ来る変化を予測しておらず、置いてけぼりになるのではないかと思う。

ので、従来通り あまり建築家達にはフォーカスせず、今まで通り、お客様が支払ったお金の1.5倍位の価値のある建物を建て続けます。

来年は、もっと良いもの作ります。

P.S. 順調に進めば また岐阜でもお仕事をさせて頂こうと思います。

2014年 年末

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現場 3件

幼稚園の現場が始まりました。


マンションの現場も始まりました。


と同時に 藤沢のおばんざい料理店(リフォーム)は完成しました。





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