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石垣島におけるワーケーションの形

東京都内の大学院生さんから、オープンデスク(設計事務所の慣習で労働奉仕をしながら実務を学ぶこと)の問い合わせがあり、24歳の大切な時期に建築を志す彼の時間を最も有効に使う方法を 尊敬する江本棟梁と話しながら思案しました。

 

デザイナーではなくリサーチャー志向で、素直な性格で運動神経が良さそうな彼とメールで対話しながら、「宮大工を修行している間に次のキャリアを考える」ことがベストではないか?ということになりました。

 

プログラムの書ける凄腕職人が最も強い と常々思っています。

 

「これからの時代は、深い知識から導き出された独自の視点を持つことが出来れば、仕事もお金も知名度も自然に集まる」と書きました。

 

コロナ禍に、希望に燃える若者の未来を思描きながら、江本棟梁と「素敵な親方と出会って、格好いい大人になって欲しいですね」と話しました。

 

 

さて、石垣島におけるワーケーションの形は何か?を考えて居ます。

 

東京都内のサラリーマンの社内コミュニケーションのために、関東圏の温泉地を再活用した(仕事を兼ねた)昭和的な親睦会もワーケーションと呼ばれるかもしれません。(旧職場の湯河原の宿がまさにそれでした)

 

しかしながら、沖縄は身近な異文化です。

 

地元の名人とビーチや島の自然をめぐり、慣習や文化に参加しながら体感し、精魂込めた地場産の独特な産物を堪能して、日頃の生き方を違う角度から見る機会をどのようなハードとソフトによって提供できるか?考えています。(リーマンショックを超える経済危機下の建設ゆえに質を下げないコストダウンの探求も最優先しなければなりません。)

 

かつて務めた大手ゼネコンでの長期休暇は、10年ごとに1週間でした。変化しないことに意味があった昭和には、自らを見つめなおす機会が少ない方があるいは都合が良かったと思います。

 

しかし、独創性が必須の時代には年に数回 1週間程度ワーケーションを活用しながら、変化する時代に方向性が即しているか丁寧に分析するのが良いと思います。深い知識と独自の視点を磨くことは、これからキャリアを築く学生だけに必要な訳ではないと考えます。

 

一時中断していた西表島の依頼主さんから、コロナ禍以降を見越してご連絡があり、コロナ陽性が出た石垣島でアクセルとブレーキを同時に踏んだような一週間となりました。

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