大工の川崎さんの知り合いの古民家が解体予定とのことで、現地を調査しました。
状態が良ければ解体して次の物件への再利用を検討します。
現代の民家は、(コストのこともあり)ほぼ杉材ですが、本来の古民家には槙材などが使われています。
杉はフワフワと柔らかいですが、スーガン(海水に数年漬けること)した槙材はズシリと重たく剛強です。
数本を活用するのか、移築に近い使い方をするのか、時間を掛けて検討するのが楽しみです。
うえざと木工さんの工場に出向き、建具を塗装しました。
石垣島の塗装屋さんは常に仕事が詰まっていて、なかなか頼めません。
塗装を依頼できる協力者も居るのですが、建築工藝舎の建具は毎回デザインを変えるので 指示図を描くのも手間で、自分で塗ることになります。。
手が動くと頭が止まります・・
オーダーメイドのモノ造りをする、コピペをしない。
職人さんに出来ることを自分でしない を両立するのが今後の課題です。
私達の瓦の師匠 根間さん登場です。
これから2週間で赤瓦(本瓦)を葺き 漆喰を詰めていきます。
息子さんも那覇から駆け付け、親子で屋根の上です。
師匠の宇野友明さんに習い、レバーハンドルの試作品を作ってみました。
使った道具は、マキタのジグソー と Dremel 4000(ドイツ製ハンドルーター)
石垣島材特有の木目が美しく、握り具合も良いが、宇野友明さんの真鍮のハンドルと比べると重量感が無く、ドアを「開ける」動作に喜びが少ない気がする。
曲面と島材の相性は良いので、別の道具を考案中です。